本州最南端の自然豊かな生産地で、海と山の食材を生かした、
商品作りに取り組む「岩谷」のコンセプトムービーです。
岩谷について
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商品作りへの思い
地元地域の海と山の食材を生かした、
オンリーワンの商品作り
紀州の海と山の特産物を活用した商品づくりにこだわりを持ち、和歌山県「らしさ」と「ならではさ」が詰まった魅力溢れる商品を展開すべく、農水産加工物製造及び販売会社を2011年に設立しました。
地元である串本町の特産物で、グループ会社の有限会社岩谷水産が育てる「紀州梅まだい」のブランド化推進活動に取り組んでおり、その加工品の製造と販売を自社で行っております。
紀州梅まだいは、県の特産品である梅を活用した「地産フルーツ魚」の先駆けとして、平成14年より養殖が開始され、平成17年に紀州梅まだい生産組合が発足されました。
ブランド化を図る中で、地域の特色を活かした新規性・独創性のある商品の開発に着目しました。「梅を食べて育った鯛が、今度は梅に食べられたら面白いのでは!?」と思い立ち、梅干しの中に紀州梅まだいのほぐし身を詰めた「紀州 梅真鯛梅」の開発に着手しました。2年間の開発期間を経て2011年より販売を開始しました。長い梅干しの歴史の中で、初めての試みの商品として、「紀州 梅真鯛梅」の製造方法の特許を取得しました。
弊社は、事業を通して地元地域に貢献していく事を最大の目標とし、南紀の魅力が詰まった“MADE IN 串本”の商品をお客様のもとへお届け致します。
生産地について
紀州 梅真鯛梅を生み出す生産地のご紹介
弊社は、和歌山県最大の島「紀伊大島」を本拠地としております。紀伊大島は、日本とトルコ友好の原点として知られており、「エルトゥールル号遭難事件」は両国の絆を結ぶ物語として語り継がれております。 思いやりの心を紡ぐ歴史ある地を守り、次の世代へ繋いでいく事が我々の使命であると考えております。事業を通して地元地域に貢献していく事を最大の目標とし、南紀の魅力が詰まった“MADE IN 串本”の商品をお客様のもとへお届け致します。
串本町の美しい海と水産養殖業
本州最南端の地である串本町の海は、サンゴ礁形成の北限となっており、黒潮からの暖水と熊野灘からの冷水の接する海域であるため、温帯的、また熱帯的様相の混じる、貴重な資源として平成17年にラムサール条約に登録されております。
年間を通して串本と紀伊大島付近の海は穏やかな環境にあり、古くから漁業の町として栄えており、中でも水産養殖業が地場産業として盛んに行われております。昭和中期からハマチの養殖業が盛んに行われるようになり、国内有数の養殖漁場の地として知られております。現在では、真鯛やシマアジが主要な養殖魚とされており、近年では本マグロやスマガツオの完全養殖が注目されております。また幻の魚として称される「本くえ」の養殖も行われております。
本州最南端の南高梅の生産地
串本町は、年間を通じて温暖な気候で日照時間が長く、農業や花卉栽培に適した地として知られております。広大な海と山々に囲まれた串本町の美しい自然が生み出す、本州最南端の南高梅は、薄皮で果肉が柔らかくフルティーな香り高さが特徴です。
株式会社岩谷では、令和3年より自社農園を串本町内に新規開園致しました。和歌山県で生産される海と山の魅力を余すことなく届けたいという信念のもと、高品質で安心安全な商品作りに日々注力しております。
紀伊大島について
世代を超えて受け継がれる歴史の島「紀伊大島」
廻船の寄港地として栄えた名港「紀伊大島港」
和歌山県下最大の島である紀伊大島は、近世初期から明治の中期にかけて、廻船が江戸へ向かう航路の寄港地として、海上交通の歴史上において、非常に重要な役割を果たしてきました。島が天然の防波堤となっており、半島を迂回する帆船の絶好の風待ち・日より待ちの場所でした。元和5年(1619年)の上方・江戸航路が開かれて以降、全国から多くの商人が大島浦に入港しておりました。また潮岬海域の鰹漁の基地として、古くから漁業の地として栄えてきました。
日本とトルコ友好の原点の地「紀伊大島」
両国を結ぶ深い絆は、明治23年(1890年)に紀伊大島沖で発生した「エルトゥールル号」の遭難から始まりました。この遭難に際し、当時の島民は不眠不休で生存者の救助・介護にあたりました。食料の蓄えもわずかであったが、衣類や食料を惜しみなく提供するなど、生存者たちの救護に努めました。この出来事が当時のオスマン帝国に伝わり、友好関係の起点として記憶されることになりました。
日米最初の出会いの地「紀伊大島」
寛政3年(1791年)、ペリーの黒船来航より62年も前に、「レイディ・ワシントン号」と「グレイス号」の2隻のアメリカ商船が紀伊大島に上陸しており、初めての日米間の接触であると公文書に記録されております。この歴史はあまり知られておりませんが、実はこれが日米の最初の出会いとされております。
その史実を記念して、1975年に「日米修好記念館」が建てられました。館内では、寄港当時を再現したジオラマや資料、船の模型などが展示されております。またこの敷地内には、「海金剛」という名勝地があり、21世紀に残したい日本の自然100選に選ばれております。
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ラムサール条約に登録された、美しいサンゴが群生する串本のきれいな海です。「世界で最も北にあるサンゴの海」、それが紀伊半島の先端にある串本の海です。
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歴史ある真鯛の養殖。長年培った養殖技術と美しい漁場環境が相まって、高品質な真鯛が生産されております。
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成長速度が遅く養殖が極めて難しいとされている高級魚「くえ」の養殖も行われております。
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紀伊大島と串本を結ぶ「くしもと大橋」が平成11年9月に開通しました。ループ橋とアーチ橋を組み合わせた美しい橋で、橋から見えるオーシャンビューは絶景です。
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紀伊大島水門神社の例祭。神社の祭神は誉田別命(ほむたわけのみこと*応神天皇【第15代天皇】)。県の無形文化財に指定されており、その歴史は古く由緒ある祭典として、毎年2月の第二土曜日に開催されております。
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紀伊大島樫野崎灯台のそばにエルトゥールル号の慰霊碑およびトルコ記念館が建っており、町と在日本トルコ大使館の共催による追悼式典が5年に一度行われております。
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紀伊大島の東端・樫野の断崖に建つ、日本最古の石造り灯台です。近くにはトルコ記念館と記念碑があり、日本とトルコ友好の原点の地を巡る紀伊大島の歴史にも触れることができます。
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串本町樫野の名勝地「海金剛」。21世紀に残したい日本の自然100選に選ばれております。
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串本から紀伊大島に向かい、約850mの列を成して大小40余りの岩柱がそそり立つ橋杭岩。国の天然記念物に指定されております。